矯正歯科治療とは

矯正治療について

矯正歯科治療とは

乱杭歯(らんぐいば)や出っ歯、うけ口、開咬(開口)という言葉を、ご存知ですか?
これらは全て、歯が重なり合って生えている状態を表した言葉で、叢生(そうせい)と総称されます。
この様な歯並びの場合、歯みがきが非常にしにくいことから、むし歯や、歯周病になりやすいです。
ですから、叢生を直し、よく噛め、虫歯になりにくい歯をつくりましょう。
そうすることで、歯の健康を保つための環境を整えます。これを矯正治療と言います。

矯正治療には、
一般矯正…健全な歯を抜くことで隙間を作り、歯並びを整える方法。
非抜歯矯正…装置によって自分の歯を本来あるべき位置に移動し歯並びを整える方法です。本来の歯を生涯にわたり維持できますので、非抜歯矯正をおすすめします。

皆さんの中で、自分の歯並びが気になってる方はいませんか?
矯正治療は、敷居が高いというイメージをもっている方も多いかと思います。
しかし、歯並びをきれいに見せるのは勿論のこと、矯正することで色々な利点があります。
まず、矯正することで、しっかりと咬むことができるようになります。
そして、それにより食物をしっかりと咀嚼(そしゃく)できるようになると、胃腸の消化吸収を高めたり、脳に刺激を与えるなどの効果にもつながってきます。

矯正治療と一般歯科治療の違い

矯正治療が通常の歯科治療と違う点の一つは、その通院期間ではないでしょうか。
全ての歯を対象に、歯が自然に動く方向をコントロールするための矯正装置を使い、歯の位置を矯正します。
ですから、通院期間も半年から、場合によっては2〜3年かかることもあります。
このように、治療期間が長期にわたることから、一生に一度、やるかやらないかと言う点でも、一般の歯科治療とは異なるのではないでしょうか。
また、一部の保険治療対象を除いては、治療費が高額になってしまうのも矯正治療と一般治療の相違点ではないでしょうか。